昨日泊まった道の駅「象潟」は秋田県である。
もう一度秋田県に戻った。帰りのフェリーは新潟港から乗船するので、またここから南下し、山形→福島→新潟と廻る予定だ。
朝は雨は止んでいたが相変わらず風は強かった。
車も結構宿泊していた。トラックと距離は近いが頭を反対側に向けてくれているのでアイドリングはあまり気にはならなかった。
温泉があるので浸かってから出発しようかと思ったけど、9時からなので断念し、8時には出発した。
まず、奈曽の白滝へ行った。
駐車場から3分歩くと入り口の神社がある。
案内図によると結構歩かなくてはならない。
遊歩道を通って、
つり橋に出る。
その橋の上から拝める。
実は後で案内図を見てわかったのだが、僕は遊歩道を通ったが、違う道もあって展望台があるらしい。あまりきれいに滝が見えなかった。もう一回行く元気もなく残念。
次に元滝伏流水へ。駐車場に停め、
看板に沿って歩く。
この道が風情があってとてもよかった。
人もいなく別世界に来たように心が洗われた。
このすぐ横の道を歩いていく。
岩に苔が生えている。
やっと見えてきた。
素晴らしい。
とても神秘的である。
僕が今までに見た滝の中で幻想観は一番である。
写真撮った後もしばらく見入っていた。
人が来たので引き返したがもう少し感じていたかった。
引き返すとき、駐車場と書いた看板があり、それに沿っていくと車が通れる砂利道に出てしまった。さっきの道を戻りたかったのに。
ずっと歩いていると、この右の道から帰ってきた。
管理用の車道になっているようだ。
本来はここから鳥海ブルーラインを通って鳥海山の展望台に行く予定だったが、通行止めになっているので断念した。
そこで次は海岸沿いに走り十六羅漢岩へ。
16の羅漢が彫られている。
近くによると、
海の安全を祈り江戸の幕末に5年かけて彫られたそうだ。
波は荒れている。
山居倉庫という明治に建てられた米保管庫を今は農業保管庫としている。
また、一部にレストランや売店がありレトロな感覚で賑わっていた。
ケヤキ並木が美しい。
中はこんな様子。
おしん展もやっていた。
オラ、いやだ。
さて、まだ11時前だが、酒田でぜひ行きたかったところへ向かった。
超人気店である。
11時5分に入ったが、7割の人で埋まっていた。
注文したのはもちろんワンタンメン。
むー。麺とワンタンはうまかったが、スープが甘みがなくて僕には合わなかった。
店を出るときには並んでいた。ごちそうさまでした。
次に訪れたのは大地主の本間家旧本邸。
中は撮影禁止だった。拝観料800円は絶対高すぎる。
予定では本間美術館もと思っていたが、拝観料1000円と高額であり、期待外れだったらと思い断念した。
時間が余ったので明日にしようと思っていた鶴岡市へ走った。
まず、致道博物館へ、ここは敷地内に重要文化財建物3棟を含む7つの建物と庭園が敷き詰められそれぞれ見学できるもの。拝観料は本来は800円だが、応援割をやってて550円で拝観できた。
旧庄内藩主御隠殿。
旧西田川郡役所。
旧鶴岡警察署庁舎。
ここのバルコニーから全景の半分が見下ろせる。
旧渋谷家住宅。
酒井氏庭園。
重要有形民俗文化財収蔵庫。
民具の蔵。
人類の歴史から、鶴岡の歴史、昔ながらの漁法等、廻るのにたっぷり1時間はかかった。どこかと違ってコスパは最高だった。
その後、近くを散策した。
荘内神社。
大宝館。
致道館。
カトリック鶴岡教会。すぐ隣が工事しており、全景が写せなかった。
中はとても綺麗だった。
予定では道の駅「庄内みかわ」にお世話になる予定だったが、もう一つ山形市寄りの道の駅「月山」に行くことにした。
しかし、「月山」に着いてみるとトイレは汚いし完全に国道に面しているし、車中泊に向いていない。
それとよく考えたら、山形へ行くにはここから山越えをしなくてはならない。
明日朝の山越えは道路が凍ってて危ないんじゃないかと思い、今日中に山越えをすることにした。
大正解であった。
途中の道は両端に雪が残っている状況で、日中だったら大丈夫だけど、朝一はかなりやばかった。
暗くなったのを頑張って5時半には道の駅「にしかわ」に到着し、今、ブログを書き上げたのが7時である。
ここには温泉もあるし、一気に山越えしてよかった。
つづく