ここ神の島公園は夕方までは何台か来ていたけど、夜中は1台も来なく静かに過ごすことができた。
朝トイレに行くとタヌキが道を横切って逃げて行った。喉かだ。
ただ、夜中には結構風が吹いており、時には突風で車が揺れた。
なんかその時嫌な予感がし、それが的中することになる。
9時から受付が開始するので、8時半に着くように朝ドラを観て港に向け出発した。
駐車場は港の森の公園の南側に停めた。
最初の2時間まで50円/30分、それ以降は150円/30分。
20時から朝の8時までは1000円、車中泊もできる。
軍艦島の上陸ツアーは5社あるけど、僕は軍艦島デジタルミュージアムがセットになっているコンシュルジュというところを予約した。
船はここが一番大きい。
集合場所はミュージアムだったので9時に受付を行った。
ただその時、今日は風が強く吹いているので上陸はできないかもしれないとスタッフに言われた。
軍艦島の上陸を楽しみにこの旅に出ているのに何たることだ。
日時を月曜日の午前便に替えれないかスタッフに聞いてみた。
スタッフはどこやらに電話して確認していた。
OKが出た。
良かった!後でWEBで調べたら、今日は午前も午後も波が高くて上陸はできなかったらしい。
ということで、今日はミュージアムと大浦天主堂、グラバー園を見学することとした。
ミュージアムでは実際に軍艦島で育った方の語りで軍艦島の紹介があった。
明治の半ばに三菱が島を買い取ってから発展し、高層住宅や学校が建設され、最盛期には5300人が居住した。
繁栄した当時の様子や廃墟となった理由、そして世界文化遺産へ登録されるまでをわかりやすく語ってくれた。
当時のアパートの部屋の様子。
テレビは一家に1台あり、東京より世帯あたりの台数が多かった。
大正5年に建てられた日本最古の7階建て高層アパート30号の調査内容をビデオで紹介している。
余命半年といわれている。
ドローンで写したビデオで今の島の様子がよくわかるVRが見れる。
なんか廃墟化したビルを見ていると、今のウクライナの街のビルと重なり、とてもさみしい気分になった。
乗船しなかったのでゆっくり見ることができた。
そしてグラバー通りを登って行き、大浦天主堂へ。
拝観料は1000円と高いが国宝だ。
中に入れたが写真はNGだった。
高校生以来の訪問だ。
博物館では長期にわたる禁教と解放されてからの歴史がよく分かった。
次にグラバー園へ。拝観料650円。
ここも高校生以来50年ぶりか。
グラバー邸以外はあまり覚えていなかった。
昼過ぎたので、すぐ近くにある名店「四海楼」へ。
混んでて15分程待ったが、窓側の良い席へ案内された。
皿うどん(細麺)をいただいた。(1100円)
皿うどん発祥の店らしい。
ソースか酢をかけて召し上がり下さいとのこと。
最初は酢だけでいただき、最後の少しにソースをかけた。
とてもおいしかった、でもソースはないな。
そこから車を走らせ、稲佐山へ行く。
駐車場は中腹は無料、山頂は100円/30分。
中腹にしたけど結構階段を登る羽目になった。
こんな階段をひたすら登る。
展望台が見えてきた。
屋上に登ったけど凄い風が吹いている。
先程までいた港が見える。
ちょうど真ん中に軍艦島が見える。
そして、マックスバリュ長与店で食材を買い、そこの駐車場でブログを書いている。
ここは24H営業のスーパーだ。
僕はまだこのようなスーパーの駐車場で車中泊したことないが、今日は挑戦してみようと思っている。
ここは広大な駐車場であるし、コインランドリーも併設している。
端っこのところで泊まってみよう。
ここで食材を買ったし、もし注意されればお酒を飲んだと言えばいいだろう。
明日は土曜日で混むのでここで食材を仕入れて早めに出発することにする。
とにかく月曜日までは長崎界隈にいなければならないのだ。
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つづく
【これまでの車中泊の旅】
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・2020年9月19日~20日
トライアル1回目 豊平どんぐり村
・2020年9月23日~26日
トライアル2回目 萩・長門の旅
・2020年9月30日~10月3日
トライアル3回目 備後・備中・備後の旅
・2020年10月22日~11月25日
・2021年2月23日~3月3日
伊予・土佐の旅
・2021年3月21日~4月3日
讃岐・阿波の旅
・2021年5月13日~27日
出雲・石見・長州の旅
・2021年10月13日~12月5日
紀州・伊勢・伊賀・近江・美濃・飛騨・信州・甲州・富士周遊・駿河・伊豆の旅
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