世の中はお盆期間でこの週は一週間まるまる休みであるところが多い。
僕も常備の薬が無くなりそうなので、行きつけの病院の予定を見ると土曜日まで全休だった。
どこへ行くにも人ごみの中に行くようなものだし、この猛暑で出かける勇気もない。
買い物へ出かける以外は家の中でじっとしている。
今日も１０時過ぎに買い物へ出かけて帰ってきた。
テレビをつけるとどのチャンネルでも会見を映してた。
岸田総理が次の自民党の総裁選挙に不出馬するという会見だった。
僕は岸田総理は地元の出身者ということは別にしても、今までの総理よりは真剣に取り組んでいた方だと思う。
庶民や野党の議員を上から見るA元総理や、全く自分の意見を言わず官僚の原稿を読むだけのS元総理よりは国会での質問にも真剣に答弁していたし、立派な総理だった。
外交もサミットを地元で行うなど貢献した。
だが、僕からすると彼の政策は大きな３つの間違いがあった。
一つは防衛費の増大だ。
確かに今の世界の状況はウクライナやガサ地区など戦争が行われており残虐な行為が行われている。
日本を取り巻く情勢も、中国の東シナ海侵略や北朝鮮などとても緊迫している。
だが、日本がアメリカの核の傘に入って他国を攻撃をするようなことは決して許されない。
なぜなら、日本は戦争をしない国なのだ。
それは日本国憲法第九条に明記されている。
僕がこの議論をするとお前は平和ボケだとか攻められたらすぐに占領されるとかいわれるが、「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」の精神で、またガンジーの「無抵抗主義」の精神が大切なのだ。
あの忌まわしい戦争を体験している日本には兵器は必要ないのだ。
二つ目は原子力発電の復活だ。
２０１１年に起きた東日本大震災によって福島原発はメルトダウンを起こした。
絶対に大丈夫といった神話は崩れ、未だに処理方法も決まっていないし、汚染された町は戻っていない。
その時はもう二度と新しい原発は作らないと方針を固めたのに、喉元を過ぎれば原発の新設を容認したばかりか、発電年数も６０年まで延長した。
今年は能登半島や日向灘で大地震が起こっており、今後南海トラフも近いうちに起きると想定されている。
ビルや堤防は数年したら元に戻せるが、汚染されたら何十年、何百年も復興に年数がかかるのだ。
それに使用済みの燃料の行き先もまだ決まっていない。
無責任なあきれた政策だ。
三つめはこの度の自民党の裏金問題の処理問題だ。
この問題が起きた時、自らは派閥を解消したが、政治資金規正法や政策活動費など政治改革を国民の納得いくように実行できなかった。
僕は何回も言ってきたが、この問題は岸田総理にとって起死回生の勝負時だった。
国民に向き合い、きちんと規正法などの改革を行っていれば、国民の信頼は得られていたと思う。
だが、昔の悪しき習慣に押されて改革できなかった。
最後のチャンスを逃したのである。
防衛費と原発は先の選挙の自民党の公約にもなく、国会でも議論されずに、政府が勝手に実行したのも問題だ。
次の総裁は誰がなるかわからないが、古い悪しき習慣にとらわれない、わかりやすい方を期待する。
昨日のカープ。
初回で勝敗は決した。
まるで高校野球を見ているような投球だった。
あの球威ではコントロールが乱れると、滅多打ちに会ってしまう。
２回以降は持ち直したが、野村の次の先発はあるかな？
それにしても将成は一人マルチ安打と気を吐いた。
しっかりアピールしたかな？
そしてもう一人、今日のウェスタンで田村が途中交代だったので、ひょっとしたらと思っていたが、ひょっとしたらだった。
松山に代わり昇格していた。
いきなりスタメンもありそうだ。
今日は床田なので絶対勝たんといけん試合だ。
明日は休みなので総力戦で勝ち切ろう。
今日の昼御飯。
昨日も昼は牛丼だったのに、夏バテに良いわ。
だが、うなしか食べれなくてぎゅうは夕食になる。
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