けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

新井監督は動かない

連勝中、今日も勝つぞと勇んでマツスタへ乗り込んだ。

球場前の桜はもうすっかり葉桜になっていた。

2週間前は満開で咲き誇っていた。

いつもの3塁側スカイシートで観戦。

カープの先発は大瀬良、ドラゴンズは柳、エース格の先発で緊張感ある投手戦を期待させる。

昨日のホームランで二俣がスタメンを継続、野間がベンチで田村がスタメン。

大瀬良は3回までパーフェクト、4回に上林に初ヒットを打たれるが無失点に切り抜ける。

柳も1回はテンポよく3人を打ち取る。

柳は2回には先頭の末包に2塁打を打たれるが、その後ファビアン、田村、菊池を抑える。

連勝中にもかかわらず、平日、寒い、中日戦ということもあって、スタンドは空席が目立つ。

結局この日は20400人の観客数だった。

両先発が投げ合い、5回を終わって0-0、ここまで80分と早いペースで試合が運ぶ。

6回裏、カープは会澤がレフト線を破るヒットを打ち、通常の選手であれば簡単に2塁を奪えるのだが、鈍足の会澤は必死で走ってギリギリ2塁打となる。

僕はここでランナーを羽月に交代かと思ったが、新井監督は動かない

投げる大瀬良との相性を優先したのか。

大瀬良は3バントまで試みるが失敗し走者を3塁に送れない。

続く二俣は3塁前のゴロ、三塁手がランナーを気にして1塁に送球するがセーフとなり、一死一三塁と絶好の先制のチャンス。

バッターは矢野、三塁ランナーは会澤なのでスクイズはないだろう。

さてどうする、新井?。

カウント1-1からなんと走者が走り、ヒットエンドランをかけた。

だが、矢野は痛恨の空振り、会澤は憤死する。

ランナーが羽月だったら、生還できていたかもしれない。

その後矢野が内野安打を打つが小園が倒れ、カープはこの日一番の絶好のチャンスを逃す。

チャンスを逃した後はピンチあり、との言葉通り7回表、6回まで1安打に抑えていた大瀬良が一死から細川に2塁打を打たれ、初めて2塁にランナーを背負う。

つづくモスラ―でないボスラーにライト前に運ばれ、虎の子の先制点を与えてしまった。

7回裏は柳に簡単に三者凡退にされ、柳は完封ペースだ。

8回表先頭打者村松のあたりはセカンドの頭を超す良い当たり、と思ったら見事に菊池がキャッチする。

さすが!と喜んだが、グラブからボールがポロリとこぼれる。

菊池も年を取ったな、腕が心配だな、と僕はつぶやく。

石伊に送られ、一死二塁となる。

大瀬良は100球近く投げておりここで大瀬良は交代かな、と思った。

だが、新井監督は動かない

好投の柳に代打ブライトが告げられる、井上監督は動いて勝負に出た。

大瀬良はブライトにフルカウントから四球を与え、続く岡林との対戦となる。

ここでも岡林に四球を与え、一死満塁、打者は代打カリステ。

もう限界だ、あと一点取られたら今日は負けだ、ここは交代だろう。

だが、新井監督は動かない

結局、カリステに犠牲フライを打たれもう1点与えてしまった。

2点差になったのでは、ドラゴンズのマルテ、松山の完ぺきなリリーフ陣では逆転は難しい。

9回裏、最後のバッター末包も三振に打ち取られ、ゲームセット。

素晴らしい投手戦で展開した試合は2-0でドラゴンズが雪辱した。

動いた井上監督と動かなかった新井監督、お互いチャンスが少ない中、監督の采配が試合を分けた。

タラレバの話であるが、勝機はあった試合であった。

これでカープは5連勝でストップ、地元での試合も8連勝でストップ、僕の観戦連勝も4連勝でストップした。

だが、緊張感のある僕の好きな試合ったので、満足して帰路に就いた。

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