乗っているキャンピングカーについてのお話。
昨年夏に大阪のキャンピングカーショーに行き、いろいろなキャンピングカーを拝見した。
条件は、以下の通り。
1.いわゆる「キャンピングカー」として作られている大型のものではなく、バンやワゴンを改造したバンキャンといわれるもので普通の駐車場でも停めれること。
2.流し台を備えており調理が可能であること。
3.屋根がポップアップでき車内で直立できること。
4.電子レンジの使用が可能なこと。
いろいろ廻ってみて気に入ったのは2、3社程度あったけど、結局地元のメーカーである「キャンピングカー広島」さんの、「POP.COM eE」という車種が一番気に入った。
日産バネットNV200をキャンピング仕様に改造したもので、ひとり(ふたりでもOK)旅には最適であった。
ただ当時は日産バネットには安全装置がついていなく躊躇していたが、今年になり安全装置が装備された車種が発売されるということで、昨年秋に契約した。
納期は約1年であったが、9月には納車された。
1600CC、2WD(4WD仕様もある)。
2列目以降がソファ仕様になっており、通常運転でも3人は座れる。
流し台と冷蔵庫が標準で整備されている。蛇口はホースがついており、外のフックにさせばシャワーとして使える。
カセットコンロがついており、調理もできる。
給水タンクは外側から交換できる。
ソファの後ろにテーブルが収納されており、
簡単にテーブルをセットできる。
走行中の荷物を並べたらこんな感じ。
ライトは天井のほか4か所LEDライトがついている。
天井はこのようになっており、
上に持ち上げればポップアップできる。
ここに専用のマットを敷き詰めればベッドが出来上がり就寝できる。また、3方をファスナーで開放できるので通気性もよい。
僕はひとり旅なのでこの空間は寝るときは荷物置き場として使う。
ポップアップを外から見たところ。
また、この車の優れている1つにソファの背もたれ部分を持ち上げれば、簡単にベッドがセットできることだ。
夜、お酒を飲みすぐに寝たいときもワンタッチでベッドが展開できるので重宝している。大人2人は十分寝れるし、前面カーテンで追われるのでプライバシーも心配ない。
電源は、標準のバッテリーに加えサブバッテリーを追加し、1500Wインバーターを搭載しているので、電子レンジやドライヤーなど高出力の機器も使用できる。
右側の流し台の壁に100Vのコンセントがついている。
また、長期に搭乗しないときはチャージができないので屋根に154Wのソーラーパネルを搭載している。
何回かトライアルしてみたが、電源不足は今のところ問題ない。
いざというときは外部からの100V電源を供給できるようになっている。
また、ガソリンFFヒーターを装備しているので、冬場でも暖かく就寝できる。
ひとり旅の場合助手席を倒せば荷物置き場として使える。
ソファの下側は電源装置があるが、空いたスペースは中からでも外からでも利用できる。
これまでトライアルしてきて、だいぶ慣れてきた。また収納や調理など工夫する点はある。
電子レンジはマイクロウェーブという優れものを注文したが、100Vも使用できるのでPSEを取得するまで100V仕様は販売できないということで待ちの状況である。
一つ難点があるとすれば燃費である。これまで郊外を走って平均燃費は11㎞/lit。これまで僕はずっとハイブリッド車に乗ってきており、すぐ前に乗っていた車は2000CCのハイブリッドで20㎞/lit以上は伸びていたのでガソリン代が負担に感ずる。ま、車体重ので仕方がないと思う。
これから、長期の旅に出ると生活の一部となるわけで、安全で楽しい旅を続けられるよう 相棒よろしく頼むぜ。