昨日、久々に映画館に行った。
新型コロナウィルスの影響で3月以来行けてなかったが「コンフィデンスマン」を観た。会場は席が千鳥に座るようになっており、まして平日で混んでなくとても静でありゆったりと楽しむことができた。
久々にビビアン・スーを観たのとプリンセス役の関水渚が最後のシーンで「広瀬すずではなかろうか」と勘違いする位にそっくりだったのに感動した。
僕は上映中にポップコーンを近くで食べられると、臭いと音で「あー今日ははずれだな」と思う。ポップコーンは定番で許されているので文句は言えないが、あの探る音が気になる。特にシーンとした場面では遠慮して止める方もいるけど、中には気にせず「がさがさ」とやられると映画に集中できない。
また、隣同士で上映中にしゃべる方も迷惑だ。「あの人怪しいわ」「アーそうだったの」とか。自分の中で確認しろ。その点、千鳥になっていたら隣がいないので、しゃべることはできまい。おまけに平日だったから人気の映画でもそんなに混んでいなかった。
映画は友達の影響で中学の時から観初め、当時好きだったのが「卒業」で、2回観に行き、2回目は3回連続で観た。(当時は入れ替えとかなかった)一時はこの映画の隠しテーマは云々とか語り、キネマ旬報を買うなどかなり凝っていたが、会社に入ってからは忙しくなり観るペースはかなり落ちた。
海外赴任から帰っての5年前位から復活し、60歳の割引が効くようになってからはおよそ月2回のペースで観ている。時間帯は朝一番で観て昼食をとって帰宅するのがほとんどのパターン。でもコロナが始まった3月はしばらく観れないかもしれないと、10時から18時まで3本連荘した。ジャンルは邦画が若干多い。時にはミーハーな恋愛ものやコメディーも観る。涙もろいので以前は恥ずかしく泣くのを見られまいといろいろ工夫していたが、最近は堂々と泣き、ハンカチで拭っている。
昨年のベスト3は「ジョーカー」「蜜蜂と遠雷」「グリーンブック」。特にジョーカーは強烈で、実際起きてる香港やアメリカの暴動にダブってしまう。
今年は「パラサイト」と「影裏」かな。
また、気に入った映画は原作があれば読むようにしている。また、原作を読んでいいなと思ったのが映画化されることもある。僕が原作で読んだ印象と違うように表現されていたり、ここはすごいと思ったまったく出てこなかったり、脚本家や監督の思いで印象は変わるし、改めて思い知らされることもあるし、映画製作は大変なんだなと思う。
コロナの第2波が来ているので先行きはわからないが、これからは平日に行けるのでゆったりと観ることを楽しみにしている。