けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

紀州への旅 その15 熊野古道 熊野本宮

夜はトラックは来なかったが、隣に駐車してきた多摩ナンバーのハイエースがアイドリングをずっとしていたので位置を変えた。

アイドリング禁止と大きく掲示してるのに!

Wifiもばっちりで昨日もあまりモバイルデータを使わなかった。

結局まだ30GB残っている。

 

朝は少し霧が出ていた。

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今日の朝、一日の予定を考えたが、腰の痛みもいくらか治まってきているし、ここにきて熊野古道を歩かないわけにはいかない、と昨日いただいた資料を見てみた。

初心者コースとして熊野本宮大社から発心門王子というところまでバスで行き、そこから熊野古道を歩いて本宮まで戻ってくるコースがある。

下りが主なので何とかなるということで挑戦してみることにした。

バスは昨日行った世界遺産熊野本宮館から出ている。

8時20分のバスに乗ることにし、朝ドラが終わった後、こころ旅は見ずに出発した。

 

発車場のバス停。

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念のために時間を調べる。

だいたい1時間に1本だ。

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8時25分位にバスが来て乗り込んだ。

乗客は僕を入れて3名のみ。

約15分位で発心門王子のバス停に着いた。料金は470円。

看板でコースを確認する。

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発心門王子はこの先3分の所にあるらしい。

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歩いていくと看板が出ている。

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中辺路というルートになる。

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発心門王子に着く。

ここから熊野本宮大社の聖域に入る。

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ここで旅の安全を祈願して出発する。

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元来た道を引き返し、バス停の前を通って熊野古道に入って行く。

最初は車道になっている所を歩く。

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最初の拠点、水呑王子に着く。

弘法大師が杖で地面を叩くと水が湧き出してきたという。

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ここからは車は通れない。

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スギ、ヒノキの木が立ち並ぶ。

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こういう階段状になっている道は歩きにくい。

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2つ目の拠点、道休禅門の地蔵。

生き倒れ地蔵ともよばれ、道半ばで生き倒れた方を供養している。

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途中、車道に出たところに山々が美しく見える場所がある。果無山脈。

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3番目の拠点、伏拝王子の休憩所が見えてくる。

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この休憩所の横の階段を登ると広場になっており、

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伏拝王子が祀られている。

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ここからは京都を出発して12日前後でこの場所に来て初めて参拝者が本宮を見ることができ思わず伏して拝んだという。

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ここらでは茶畑が並んでいた。

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シダも結構群生している。

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車道を跨ぐように橋が架かっている。

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橋を渡ると第4の拠点三軒茶屋が見えてくる。

ここでしばし休憩をした場所。

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ここから少し登って行く。

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石畳みは歩きにくい。

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下を見ていないと根っこで躓きそうになる。

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分かれ道だ。

右は真っすぐ本宮へ、左は見晴らし台へ。

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左側を進んでいくと広場になっている。

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第5の拠点、ちょっとよりみち展望台。

昨日行った大斉原の鳥居が見える。

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合流した後、またまた石畳を下っていく。

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最後の拠点、祓殿王子。

ここで旅の汚れを祓ってお参りする。

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やっと熊野本宮大社に着いた。

7km、2時間半かかった。15000歩。

腰はそうでもないが、右の足のふくらはぎが痛い。

 

裏の鳥居は修理中だった。

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横をくぐり入って行くとそこはもう拝殿だった。

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拝殿でお参りした後、その横に神門がある。

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くぐると本殿が見えてくる。

第一、第二の社殿、結宮。

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第三殿、証誠殿と第4殿、若宮。

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久々におみくじを引いたら吉だった。

旅の項目はなかった。

いつまでも良いことは続かない、悪くなることもある、との内容だった。

うむー。

石段は反対から入ったので降りるのみ。

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登ったら大変だろうな。

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一の鳥居に着いた。

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お礼をしてお参りが終了した。

 

丁度12時になったので昼食にした。

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ざるそばとかき揚げ。

そばは6割、かき揚げが大きい。

でもペロッとたいらげた。

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久々のそばはうまかった。

 

今日の観光はここまで、次は温泉だ。

渡瀬温泉センター、おとなしの郷。

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ここはキャンプ場も併設している。

キャンプ道具が売られていた。

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JAF割引きで420円。(通常は620円)

入ると誰もいなかったんで中をパチリ。

熱い風呂とぬるい風呂、圧力風呂、ジェット風呂、寝湯があった。

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地元の方が入ってきてどっから来たのかと尋ねられ、広島、というと岸田首相の悪口を言いまくっていた。

安倍の家来だ、安倍が一番つまらない。

僕と気が合った。

 

 

車を走らせ三重県の道の駅「熊野・板屋九郎兵衛」に着いた。

今日はここでお世話になる。

今5時半だが車は僕だけ。

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さて、和歌山県はこれまで。

山あり海あり文化ありと素晴らしい県だった。

あと行ってみたい瀞峡というところは、丁度和歌山県奈良県三重県の県境にある。

ここは明日行ってみようと思う。

 

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