昨晩の夕食は、鳥取で買ったとびうおのかまぼこと、ピーナツですました。
僕は夕食はあまり食べない。その代わり飲む。
心配は的中し、一晩中雨、それも強い雨でポップアップはできなかった。
でも荷物をベッドの下に置くなど工夫して何とかベッドメイクはできた。
体が硬いのでベッドの上で立てないのは多少苦労はしたが我慢ができる範疇だった。
夜寝るときは僕だけだったが、朝起きるともう2台車中泊していた。
今日は雨がどんどん激しくなるようなので、朝一番で龍飛崎へ行く。
西側の道路が通行止めになっていたので、遠回りして東側から行くため、朝の連続ドラマも見ず、7時には出発した。しかし道中雨は強くなり不安になったがゆっくりと一時間半走って龍飛崎に着いた。
まず下の駐車場へ。誰もいなかった。
津軽海峡冬景色の碑があって、ボタンを押すと歌が流れる。
よくあるパターンだ。一人で聴き入った。
海はかすんでてよく見えない。
少し歩くとこんな看板があり、
国道なのに階段になっている全国唯一の場所である。
標識も国道になっている。
下から見るとこんな感じ。
灯台のほうの一段上の駐車場に車で行ってみると、
誰もいなかった。
雨は強く、おまけに風も強いので傘がぶっ壊れてしまった。
こんなことなら昨日の夕方無理してでも来ればよかった。
引き返すころには、車がやってきた。何も見えないのに。
今日はこれから青森市内に行きホテルに泊まることにする。
国道280号を南下し、10時半に青森市内に、
まず訪れたのは、青森県立美術館。
コレクション展というのをやっていた。
入場券510円払って中に入ると、大きなホールの4面の壁におよそ15mx9mの大きなシャガールの背景画が飾ってある。
これはバレエ「アレコ」の背景画として書かれたものでる。
ロシアの貴族の青年アレコが自由を求めて流浪の民ロマの一団に加わり、そこの首長の娘ゼンフィラと恋に落ちる。しかしその娘は別の若者に心を移してしまう。
それを知ったアレコは怒りのあまり娘と若者を刺し殺してしまう。というお話。
そのバレエの1幕から4幕の背景画が飾られている。美術館ではバレエの内容を紹介するとともに、4面の絵を解説している。
第1幕 月光のアレコと章
第2幕 カーニバル
第3幕 ある夏の午後の麦畑
第4幕 サンクトペテルブルクの幻想
劇を見ているようで面白かった。
そのほかに僕の好きな棟方志功。版画のほかいろいろな美術作品を展示していた。
油絵。
書道。
水彩画。
版画。
すごく多彩な芸術家だ。
奈良美智のあおもり犬はこの美術館の目玉だ。
あと写真は撮れなかったが成田亨の怪獣のデザインは興味をそそった。
ウルトラQやウルトラマンに出てくる怪獣のデザインを作り上げた方だ。
僕は小学校5年の時のウルトラQが大好きで、すべての怪獣の名前を憶えていた。
思わず買ってしまったクリアファイル。
一番好きだったピグモンだ。
そのほか青森にゆかりのある芸術家たちの作品が展示してあった。
ここでお詫びだが、昨日の太宰治の記事の中で、彼が違う女と3回心中したと紹介したが、4回心中し、そのうち2回は同じ女であった。今日の美術館の中の紹介記事で判明した。
そのあと三内丸山遺跡に行く予定だったが、意外と美術館が時間がかかったし雨がやまないので食事を取り、(今日も2時前、びっくりドンキー)
2時からチェックインをしているという、リッチモンド青森に予約を入れ3時前にはチェックインした。
洗濯をし、風呂に浸かってブログを書き上げた。
朝ドラの録画を見て今日はゆっくり寝よう。