けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

もっと危機感を

今日の早朝のNHKテレビで、年末年始に医院を開院して新型コロナウィルスの検査対応しているドキュメンタリーがあった。
この時期、医療従事者の方々には本当に感謝し、頭が下がる。

その番組の中で、陽性と認定された患者に、医師が、自宅待機して保健所に連絡して指示を仰ぐようにと話していた。
その患者の返ってきた言葉に驚いた。

スーパー銭湯へ行ってもいいですか。

なんと危機意識がないのだろう。
自分がどれだけ他人に感染させるか解らんのかい。

この患者は年末に臭いと味の感覚がなくなり、保健所に連絡したが、様子を見るようにと対応してもらえなかったとのこと。年明けてこの病院を訪れたという。
それまで何人の他人に感染させたのだろう。

保健所も手一杯ですぐには対応できない状態なのだろうが、恐ろしいことだ。

緊急事態宣言がでても人通りはあまり減らないという報道もあった。インタビューによると自分の行動に変化はないと言う方が大半であった。
こんな緊張感のない危機意識のなさではこの先どうなるか非常に心配である。

広島においても医療機関はすでに破綻寸前である。新規感染者の受け入れもできないケースもあるという。

もっと皆に危機感が浸透するよう呼び掛けねばならない。