けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

讃岐・阿波の旅 第13日目 別子銅山

道の駅「とよはま」は、国道沿いで車の往来は激しいが、僕はあまり気にならないのでぐっすり寝れた。

朝起きると車中泊は3台だった。

トラックがいないのが良い。

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情報によると、前回訪れたマイントピア別子が開くのが9時、東出地区が10時ということだったので、7時過ぎには出発し、8時半にはマイントピア別子に着いた。

 

マイントピア別子が開くまで遊歩道を散策する。

旧端出場電力所は改修中である。

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もうしばらく歩くと、鉄橋の向こうに第四通洞が見えてくる。

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全長4600mもある水平通洞で別子銅山の大動脈であった。

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夏は冷気が吹き出るそうだ。

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9時になったのでマイントピア別子でパンフレットを探したが、東出地区の詳しいマップはなかった。

 

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それじゃとりあえず行ってみようと道路を登っていき、途中から左折して狭い道路をさらに登っていく。

30分くらいで東出地区の駐車場に着く。

まだ誰もいない。

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駐車場から見下ろすと貯鉱庫跡と索道基地跡が見える。

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資料館は10時からなので、先に下に降りてみる。

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階段があるが、この階段はインクラインと言って斜面にレールを敷いてトロッコで諸物資を運んでいた跡で、今は220段の階段になっている。

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降りていくと索道基地跡がある。

鉱石だけでなく生活品なども輸送していた。

神秘的だ。

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見下ろせば住居跡が見える。

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中間階。

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少し上がって貯鉱庫。運び出された鉱石を貯めておく。

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10時になったので資料館に入った。無料。

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鉱山の歴史や当時の繁栄の様子を紹介していた。

ビデオ鑑賞で随分勉強になった。

 

1690年に発見され、昭和48年に閉山。それまで70万トンの胴を産出。

坑道は海抜1200mからー1000mまで全長700kmにも及ぶ。

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切り立った山に住宅を建てていた。

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小学校は昭和2年には695人の生徒がいた。

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娯楽場には歌舞伎も演じられた。

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スタッフにマップはないか尋ねたらないとのこと。外の看板で丁寧に説明してくれた。

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資料館すぐ横の小マンプ。マンプとはトンネルのこと。

資料館になっている。f:id:carpkeiji:20210402180342j:plain

そこを抜け、遊歩道を歩いていく。

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途中、住居跡らしきものがある。

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広場に着くと、

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大マンプ。

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火薬庫跡。

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第三通洞。

別子鉱山の北と南を結ぶ大動脈となった。

一般の人も利用していた。

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中は線路の跡が見える。

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広場の上に、旧第三変電所跡が見える。

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入ってみるとかまどや、

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ポットン便器が残っていた。

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駐車場まで戻り、マイン工房(旧東出保安本部)へのスロープを登り、

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横の道を歩いていくと、f:id:carpkeiji:20210402180439j:plain

展望広場に出る。昔はここへプールがあったらしい。

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ゆっくり見たので2時間はかかった。

旅の最後に良い景色を観ることができた。

さすが東洋のマチュピチュと呼ばれているだけことはある。

 

そこから帰路に着く。

しまなみ海道に向け走っている途中、道の駅「今治湯ノ浦温泉」にて、

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尾道ラーメンをいただく。

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途中眠たくなったので瀬戸田PAで仮眠をとった。

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そして午後5時過ぎに無事家に戻った。

 

家に戻ると、妻から「帰りは明日ではなかったの」と言われ、はっとした。

確かに帰りは3日の土曜日の予定だった。

どこで勘違いしたか、今日戻らねばと思ってしまった。

思えば今日は強行軍だった。もっとゆっくり帰れたのに。

ボケている。

 

まあ、無事に帰って良しとしよう。

今回は結構ノープランで思い付きで旅をした。

結果同じ道路を何回も走ったりしたが、結構のんびりもできてよかった。

 

コロナも第4派になっているようで、次はしばらく様子を見ないといけないかな。

 

来週は結構忙しい一週間になるが、時間が取れれば前回のと合わせて四国の総集編を書いてみようと思う。

 

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おわり