けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

警察の権力に屈してしまうのか

5年半前になるかな。

平成28年3月、息子が引っ越しするので東広島市に車で行った帰りのことだった。

 

普段は一般道から帰るのだがその日はカープ試合があり、黒田が先発していたので高速道路を利用しようとしていつもと違った道を走っていたら、高速道路に入る手前の交差点を通った後に突然パトカーに停められた。

 

急いでいるのに職務質問かなと思っていたら、お巡りさんが信号無視だという。

たしかに先程通り過ぎた信号では黄色信号で通過したという思いはあったのだけど、決して赤信号にはなっていなかった。

それに、僕と並走していた車がその信号で停止したのでそう見えたのだろう。

パトカーは後ろを走っていたわけでなく、交差点の左側から目撃していた。

僕は、決して赤信号では突入していない、黄色信号だったと主張したが、認められず切符を切られた。

そのとき、パトカーにドライブレコーダーがついていたので、見せてもらって確認したらサインする旨主張したが、「今は見せれない」とのことで見せてはもらえなかった。

もちろん僕はサインをせず、切符を受け取った。

お巡りさんは、「黄色信号でも信号無視だけど広島県警は検挙していないんだよ」と言いていた。

黄色信号だったかもしれないと思っているに違いない。

 

僕は昔、やんちゃだったため免停になったことがある。

でもそれ以来深く反省をし安全運転を目指し、昭和58年から33年間無事故無違反を続けてきた。

それが警官の軽率な判断で途切れるのが悔しかった。

 

それから、反則金を納めたら検察判断にならないから納めなさいとの連絡が2、3回くらいあり、無視していたら最後は検察庁に出頭することになった。

 

検察庁ではまず、「ドライブレコーダーはあるのですか」との僕の問いに、そんなことは聞いていないとのこと。

僕はそれはおかしい、あの時は見せれないのならここで見せるべきだ。

また、用意した交差点の写真を見せ、横側からは信号の色の判断がしにくいとのことを主張した。

検察官は、「わかりました、追って連絡します」とのことだったが、以後連絡は一切なかった。

もちろん反則金は一切払っていない。

 

今年の2月免許更新の際、切符の色が青色5年だったため、免許センターにてその旨説明すると、「審査請求書なるものを提出せよ」とのことだったので、上に書いた通りを文章にして写真とともに提出した。

 

3月に処分庁広島公安委員会から簡易書留で「弁明書」なるものが届き、その中身はまずだらだらと事件経過を説明してあり、その後にまただらだらと法律の説明が続いた。

それから、僕の警察官からは信号の色が判断しにくいという主張に対しては「現認位置から30.2メートルのであったことから本件警官らが見誤ったことを疑う理由が認められない」とのこと。

また、ドライブレコーダーに関しては、「交通違反の取り締まりに対しては、当該違反を認めた警察官が事実認定を行い、判断して検挙しているのであって、違反行為を明確に現認して事実判定を行っていれば違反を検挙することは何ら問題ない職務である」とのこと。

また、本件は不起訴処分となっていると書かれており、そのことは初めて知った。

 

もし、これに反論があるのであれば4月末までに弁明書を提出せよとのことであった。

 

僕はドライブレコーダーに関しては、事実判定がどうか双方の主張が違っているので、唯一の物的証拠を開示しないのはおかしい。ましてやもしデータを削除してしまっていたら証拠隠滅になるのではとの主張で返したかった。

 

しかしながら、このやり取りが続けば、やがて裁判になりそれなりの労力と時間をとられてしまう。

それが旅に出ている日に重なれば帰ってこなければならない。

ネットで調べると、検挙された者が勝訴することは確率が凄く低い。

 

結局4月末までに弁明書は提出はしなかった。

 

このままではおそらく警察の言い分の通りの審理結果になるだろう。

本当に悔しいけど、屈してしまうのか。


これからも、一層安全運転に努めていく。

 

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