雨は一晩中降り続き、特に真夜中は激しい降り方だった。
朝方には雨は止んだが風が強かった。
ぐっすり寝れたが、8時には寝てしまったので3時に目が覚めた。
ここはトイレ迄の距離が長い。
この駐車場の上側にも駐車場がある。
今日は浜田城跡に行こうと思ったけど、資料館が9時半からなので、まず日本遺産になっている北前船寄港地の外ノ浦へ行った。
駐車場に車を停め、周辺地図の看板を参考に散策してみる。
駐車場から歩いてすぐに碑が建っている。
海の男「八右衛門」の百回忌を記念して昭和十年に設立された。
八右衛門の父は、廻船問屋であり大阪に向かう途中遭難し、オランダ船に助けられ東南アジアの港に立ち寄り、3年後に帰国した。
当時は江戸時代で鎖国中であったが、その漂流談を聞いた八右衛門は海外へ進出し、海外貿易を敢行し、浜田藩の財政を助け経済をよみがえらせた。
ところが幕府に知れてしまい処罰を受け、39歳の生涯を閉じた。
今もなお、彼の快挙は地元の人々の心に生き続けているとのこと。
そこから少し歩くと、金毘羅神社が見える。
湾内がとても美しい。
湾の外は日本海だ。
どっかで見た船があった。
浜田の伍八の波止や島に釣り人を運んでくれる渡船だ。
昔はよく利用した。
次に行こうと思うのが、日和山方角石と言って船乗りたちが出向前に風向きや潮の流れを確認した石がある場所だ。
向う岸にあるらしい。
しかし橋があると思いきやない。一番端まで行ってぐるっと回らなければいけない。
ここまで来たんで行ってみよう。
折り返す地点に看板が出ていた。
しかし平たんな道はなくなり山道になった。
案内板は出ていない。
こんな山道を登っていく。
やっと景色が良い場所に着いたが案内板はない。
本当にこっちでよいのか不安になってきた。
もう引き返そうかなと思っていたら、
あった!
十二支が刻まれている。
もう少し上に登ってみたら日本海の素晴らしい景色が拝めた。
まだ行けるみたいだけどここで引き返す。
結局往復5km以上歩いた。
右側の山の天辺まで行ったんだ。
30分くらいで済むかと思ったら、1時間半かかってしまった。
でもとてものどかでよい散策だった。
つぎに浜田城跡へ。駐車場がある。
すぐ隣が浜田城資料館。資料をもらいに行ってみた。
がーん!
展示替えのため休館だって。
今日までじゃないか。残念!
しかたなく駐車場の横の道から登っていく。
濱田護国神社に着く。
お参りをしてさらに登ると浜田県庁の門と書いてある。
もともと津和野藩にあったのだが浜田藩になった際に移設されたとのこと。
ここの石垣はそのままだ。
二ノ門。
本丸につづく階段。
本丸とうちゃこ。
左の端に三重の天守があったそうだ。
さっき行った外ノ浦の港が見える。
左奥の山が日和山方角石があったところ。
浜田港。
景色を拝んだところで降りていく。
出丸。
井戸跡。
中ノ門跡。
一旦階段を反対側に降りて見えてくる。
駐車場に帰った。
ここの駐車場はトイレもあり、車中泊に向いている。
それから9号線を西に走り、道の駅「ゆうひパーク三隅」で昼食をいただく。
浜田も三隅もゆうひパークなんだな。
ここも海が綺麗だ。
ミニかつ丼。380円。ちょうどいい。
割と客がいた。でもアクリル板はちゃんとあった。距離を取っていただく。
そこから田ノ浦海水浴場へ。
風が強く波が荒かった。
ここから一気に道の駅「ゆとりパークたまがわ」迄行って、併設している温泉に入ろうと思ったが、ネットで調べると休業中なので、益田市にある多田温泉白龍館へ入った。480円。
スリッパがなかったので脱衣室と、
風呂場を撮らせてもたらった。
がしかし、風呂へ入ってみると写真右の洗い場の一番手前に先客がいた。
洗っていたのでわからなかったのだろう。
何も言われなかった。くわばらくわばら。
露天も含めて3種の温泉があってゆっくりできた。
そこから「ゆとりパークたまがわ」まで行こうかと思ったが、風が強いので海沿いの駅はやめといたほうがいい、ということで、山道を走り道の駅「シルクウエィにちはら」へ。
真ん中を挟んで駐車場が分かれている。
向うはトイレが閉まるかもしれないので、トラックはいるがトイレの横の1台スペースをゲットした。
今日は結局14330歩、歩いた。
明日は津和野へ行くか、もう一回海岸に出るか、明日朝考える。
どうせカープは当分試合はないと思うので夜は早く寝よう。
それにしても今のコロナの感染力は凄まじい。
帰る頃は収まっているのだろうか。
旅中にもトイレ、銭湯、外食等、感染に注意しなくてはならない。
常にアルコールは持って歩いている。
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つづく