東京へ出張したとき、東京オリンピック展へ行った時のお話。
「墨田区」2019.7
江戸東京博物館で「江戸のスポーツと東京オリンピック」展をやっていた。
丁度当時1年後に迫った東京オリンピックに因んで江戸に行われたスポーツ大会とオリンピックの紹介をしていた。
江戸時代から行われてきた武術や相撲などが北斎や広重などの絵で紹介されていた。
江戸時代の競馬大会。
曲馬芸もやっていたようだ。
後半は1964年に行われた東京オリンピックの詳細な展示があった。
僕が小学校2年の時に行われた。
学校で団体で映画館にオリンピックの映画を観に行った記憶がある。
バレーの東洋の魔女と体操のチャフラフスカ、マラソンの円谷選手が印象的だった。
特にチャフラススカ選手のスローモーションの画はものすごく美しく、今だによく覚えている。
100m決勝ではヘイズが優勝した。タイムは10秒0だった。
パーンパンパパーンで始まるトランペットが奏でるファンファーレは印象的だ。
古関裕而のオリンピックマーチも素晴らしい曲であった。
その時以来僕はオリンピックが大好きになった。
夏、冬、開催されるたびに毎日テレビに釘付けになってみていた。
想い出はたくさんある。
競泳の岩崎選手、北島選手、鈴木選手、マラソンの高橋選手、野口選手、体操の団体、具志堅選手、内村選手、柔道の野村選手、ノルディック複合の団体、レスリングの吉田選手、そのほかたくさんの選手が感動を与えてくれた。
中でも一番印象的なのは、冬季長野大会でのジャンプの男子団体だ。
3番目に飛んだ原田選手の一本目の大失速でもうだめかと日本中があきらめていたのに、ドラマでも見るように彼が2本目に奇跡的な大ジャンプをやって金メダルへの希望が見えてきて、最後4番目の舟木が飛んで金メダルを確定した時は、涙を出して大興奮しながら応援していた。
舟木が飛ぶ前の原田選手の「ふなき~」とつぶやいたシーンが忘れられない。
実は会社をさぼって家でテレビを観ていた。
昨年の東京オリンピックは残念ながら延期になり、今年も開催が難しそうだが、僕はまだチケットを体操、陸上、カヌーの競技は持っているし、機会が与えられるなら是非生で観に行きたいと思う。
とても良い展示会であった。
ステーキとハンバーグのセット、網焼きで焼いてくれる。とてもうまかった。
そこから隅田川を散策した。
堤防に絵が描かれている。
なかなか風情があってそれぞれが面白い。
蔵前橋。
水上バスも走っている。
川沿いを散歩して、その後久しぶりに東京スカイツリーへ行ってみた。
前回は夜に来たので昼に上ったのは初めてである。
エレベーターは上側が見える。高速さに圧倒される。
天気はまずまずで遠くは霞んでるが、近くははっきり見えた。
東京は巨大だ。
東京タワーから観たときより緑が少ない。
高い所は大好きだ。
おわり