ここ道の駅「キララ多伎」は素晴らしい駅であった。
情報コーナーには海が見える休憩所がある。
すぐ目の前が海岸だ。
足洗い場もある。
トラックはいるが遠くなのでうるさくない。
国道のそばだが僕は車の通る音はあまり気にならない。
情報コーナーの目の前に停めたのでWifiもばっちりだった。
西側にも広い駐車場がある。
朝5時に起き、洗面を済ませて朝食をいただく。
7時半からおかえりモネとこころ旅をBSで観る。
8時からは地元の方が来るので先程の西側駐車場に移動し30分休憩した。
今日は三瓶山に向かう。
三瓶山は学生時代以来だ。
その昔、小学校の時は広島少年合唱隊の夏の合宿先として3年続けてきていた。
当時はまだ赤名トンネルができていなく、バスが離合するたびに怖かったのを覚えている。
道の駅を出発し、無料区間の山陰道を走り太田朝山で降りて三瓶山方向に向かった。
なんと!
工事中で通行止めだった。
仕方がないので引き返しナビの示す通り迂回路を進むと、これが凄く狭い道路だった。
おまけに木が横から垂れてきて、車の側面や天井面にこするのでひやひやしながらゆっくり進んだ。
後から聞くと、いったん太田に出たほうが良いと言われた。
ナビは信用ならない。
でも三瓶自然館(サヒメル)には9時半の開館丁度に着いた。
島根の自然の動物、昆虫、植物などの展示や、
4000年前、火山活動で埋没し、そのままの姿で発掘された杉の展示があった。
大昔生息してたというデスモスチルスの創造模型などもあった。
天体部門では60cmの反射望遠鏡や、
凄く良くできている博物館で、子供と行ったら喜ぶと思う。
保育園の園児が団体で来ていた。
2時間はたっぷり見学したので昼近くになり、車でカップ麺を食べた。
その後、珍しく天気がいいので散策した。
青空が美しい。
この、姫逃池を一周する。
森へ入っていいく。
一周した。
見事な池だ。
そこからドライブし、三瓶山を拝んだ。
小学校の合宿では登頂したのを覚えている。
これは国引きの丘というところから撮ったもので、真ん中の尾根の右が出雲、左が石見の境になっている。
というわけで、タイトルに石見を付け加えた。
そして三瓶温泉へ。
ここには3つ温泉があるが、鶴の湯にお世話になる。
中へ入ると誰もいない。
発券機があり、入浴券を買い、(300円)
反対側の箱に入れるというシステムだ。
男湯には誰もいない。
写真を撮らせていただいた。
源泉かけ流しの良さそうな温泉だ。
入って体を洗おうと思ったが、水の水栓はあるが湯の水栓は蓋がしてある。
(写ってないが右側の壁が洗い場だ。)
水で洗うのか、と思って頭に水をかけたが冷たすぎた。
少し考えて写真の右側に写っている樽に注目した。
この出ている水は生温い。
この前に腰掛を置いて樽から洗面器で湯をすくい、頭と体を洗った。
ただし、温泉水だった。
洗い終わった後、湯船に浸かっていると地元の方がいらして、
僕のやった方法で体を洗いだした。
正解!
なんか勝った気がした。
先ほど見た縄文時代の杉が気になったので、実際発掘された場所「さんべ縄文の森ミュージアム」へ行ってみた。
地下に続く入り口がある。
降りていくと、実際の木が展示してあった。
1983年に水田整備工事中に地中に直立する杉が出現し、掘っても掘ってもその幹は続いていた。
その後1990年に火山科学者がその発掘の写真を見てこれは貴重な存在に違いないということで、発掘調査が本格的に始まり13m地下に埋まっていた杉が30本見つかった。
4000年前三瓶山最後の火山活動で土石流や火砕流で埋まり、地下水に浸かっていたことで保存できたそうだ。
倒れた木もそのまま発掘された。
別棟では奇妙な形の根株を展示してある。
なんかすごくロマンを感じた。
そこから9号線に出て道の駅「サンピコごうつ」に着いた。
トイレのすぐ前に停めたら、Wifiの電波は強い。
横に長く、一番向うはコンビニがある。
もう負けても何とも思わなくなった。
若い選手の活躍が観れるのでうれしい。
つづく