けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

蝦夷の旅8日目 初ばんば競馬の結果は?

道の駅「さらべつPIPOPA]の夕日は鮮やかで素敵だった。

昨夜も8時には寝てしまい、朝は寒くて目が覚めた。

今回は冬用のシュラフやジャージは持ってこなかったので、FFヒーターを作動させた。

朝の3時半はもう明るく、車中泊の車は僕だけだった。

(向こうの車は無人だった)

道路に沿っているが車の量は少なく、静かに寝ることができた。

4時からまた一眠りしたのだが、カッコウの鳴き声と遠くで「パーン!」という音が何回も聞こえて起きてしまった。

狩猟でもしていたのかな。

朝5時の気温は10℃、だが日差しが出てくると車内の温度は30℃近くになった。

寒暖差に気をつけなくてはならない。

 

8時に「らんまん」を観て、帯広方面へ向かって車を走らせる。

今日も晴れ模様、気持ちの良い直線道路と新緑の畑の間を快走する。

だが、北海道は道が真っ直ぐだからこそ居眠りにも気をつけなくてはならない。

昨日は不幸な事故があった、おそらく居眠り運転だろう。

しばらくして、道の駅「なかさつない」に到着。

9時の市場のオープンに向け並んでいた。

車は結構多い、「さらべつ」とはえらい違いじゃ。

中札内豆資料館があったので入ってみた。(無料)

十勝の豆の歴史と豆で成功した「豆畑拓男」なる男の趣味の私有物などが展示してあった。

リビングルームも素敵だった。

車を出ようとしていたら、自転車に乗ったおじいさんが話しかけてきた。

「広島から来られたか、私の父は広島生まれだ」といって、細かい住所まで話された。

そして自分は韓国で生まれ、中国で育ったという話をされた。

「戦中の話ですか?」

と聞くと昭和8年生まれとのこと、なんと90歳だ。

僕が見た感じは70歳くらいかと思った。

役所勤めを終えて剣道を教えたり、ディサービスを経営したりしてるとのこと。

もうディサービスにお世話になる年齢なのに、すごい人だなと思った。

名刺ももらった。(高下幸雄さん)

 

そして近くにある六花の森に行く。

10時からなので車で待っていたら、団体のバスが2台来て先に入場してしまった。

玄関撮ったら掃除のおばさまが映っているし。

しばらく待って受付をした。JAF割で800円。(通常は1000円)

緑々しい森の中を歩いていく。

こころが癒される美しい風景だ。

考える人(坂東優)。

雲の形も素晴らしい。

小川も流れも素敵だ。

いくつかの花も美しい。

ここは坂本直行という画家による十勝地方のデッサンや山岳の絵、十勝六花の紹介をいくつかの館でしている。

中は撮影禁止だったが、彼がいかに十勝を愛し山を愛したかが作品から受け止められた。

そして児童詩誌「サイロ」を創刊し、以後60年余りにわたって発行している。

今は引き継いだ真野正美によっ表紙が描かれている。

何とも言えない大好きなノスタルジーな絵だ。

 

最後は六花堂で六花模様のお土産を買った。

 

そしてミーハーではあるが、幸福駅へ。

外側にはなかったので取り払ったと思ったら、中には沢山の切符が。

電車も2両残っていて展示されていた。

ここで結婚式を挙げた新郎新婦の写真が飾られていた。

もう一両。

こちらは当時の座席がそのまま残されていた。

幸福の木。

 

そしてお決まりで12km離れた愛国駅へ。

駅内にはやはり切符が飾られていた。

線路側にはSLが停まっていた。

 

昼を過ぎたので、今日はジンギスカンと決めており、有名な白樺に行こうと思ったが、今日は休業していた。

ネットで調べ、味噌ジンキスカンがおいしいというみどり食堂へ。

ところが、カウンターがいっぱいになっており、座敷に座った。

あぐらが組めない僕としてはとてもきつかった。

オーダーはジンキスカン(700円)と野菜(500円)、小ライス(150円)。

ジンギスカン特有の鉄板でなく、平板だった。

味はおいしかったが、少し辛さが足らないので一味を振りかけた。

それにしてもやはり座敷は辛いわ。

 

おなか一杯になったので真鍋庭園へ行く。

庭園が目的ではなく、NHKの朝ドラの「なつぞら」のロケ地が目的だ。

真鍋庭園の別にあった場所から移転された。

ドラマの中でなつに絵心を教え、彼女の人生に影響を与えた山田天陽の元は馬小屋だったアトリエだ。

中には死んだ馬と自画像が展示されている。

天陽が住んでいた家も移設展示されていた。

実は僕は4年前に帯広でなつと出会っている!?

 

そして今日のメインイベントのばんえい十勝へ。

土日月開催ということで、見ることができた。

イレネー号。

この馬がフランスから日本に種牡馬として輸入され、以後600馬ものこの馬の血を引く種牡馬が働いたという、ばんばの神様だ。

無料で入場できる。

ばんば競馬は普通の競馬とは違って、このそりを引きながら、坂も登ってきそう競馬だ。

テレビでは何回も見たことあるが、実際に見るのは初めてだ。

14時30分が第1Rの発走だ。

パドックが始まった。

やはりサラブレッドに比べて足がぜんぜん太い。

騎手がしょぼそう。

おっ!女性の旗手じゃわ!背筋がしっかりしている。

競争路には二つの坂がある。

今はがらんとしているが、競争時には結構人がいっぱいだった。

僕も記念にということで馬券を買った。

 

さあスタートした!

砂煙が舞い上がって、最初の坂を登る!

見ていると馬は行きたがるのだが、旗手が手綱を引き、馬を休ませている。

すごい迫力だ!

休んでは鞭を打ち進ませる。

ゴールまで走ったがゴールの瞬間が撮れなかった。

結果は御覧の通り。

さて、僕が勝った馬券は???

 

見事 ゲットだぜ!

女性に賭けた。

まあ500円だけだったので、払い戻しが1800円で1300円の儲け。

ばんば競馬、初チャレンジでゲットした!

僕は人生初めて競馬を経験した時も当てた。

大学4年の時、小倉で公務員の試験を受けた場所が隣が小倉競馬場で、試験が終わった後に行ったのだが、初めて買った障害レースの単勝を命中した。

コンカイオーという馬だった、今でも覚えている。

レースは当てたが、試験には落ちた。(倍率86倍だった)

 

見学は1Rのみにして近接している馬の資料館へ。

ばんば競馬の歴史など展示してあった。

 

そして今日の宿泊地、道の駅「おとふけなつぞらの里」へ。

ここはすごく大きな道の駅だ。

地元の物産やお土産もたくさん販売している。

フードコートも店がいっぱい立ち並んでいる。

子供の遊び場や、ゴジラもいる。

そして、なんと車中泊専用駐車場があるのだ。

あらかじめ、ネットで予約を入れておく。(無料)

だが、一般の駐車場にも車中泊らしき車が駐車していた。

意味が分からんが、予約で駐車スペースが確保できるのだから良しとしよう。

ただ、僕の真後ろのプリウスがずっとアイドリングをしている。

アイドリングは道の駅の車中泊ではマナー違反だ。

さてどうなることやら。

 

今日の走行路

今日の走行距離64km。

 

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