けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

蝦夷の旅46日目 炭鉱の昔の栄華を想像する

昨日の夜は大事を取ってイオンで買った素麺にした。

眠気を振り切って何とか最後までカープの9連勝を見届けた時、力尽いてヒーローインタビューを見ずに就寝した。

朝は2時半にトイレに行き、再び起きたのは5時前だった。

 

大きい道の駅であるにかかわらず、意外と車中泊の車は少ない。

こちら側に至っては車はなかった。

僕もこちら側に停めていたが、自動販売機のコンプレッサーの音が気になって、移動した。

トラックは夜中はずっとアイドリングしていたが、距離が離れているのと、走行音の方が大きいので気にならなかった。

走行音が気になる方は、ここは車中泊には向いていないだろう。

8時半に出発し旭川方面へ車を走らせる。

着いたのは神居古潭

アイヌの伝説となっている地で、魔王を守護神がやっつけた場所とされている。

神居大橋、100人以上は乗るなと書いてある。

橋からの風景はなかなか美しい。

神居古潭駅、函館本線のトンネルが開通し、旧線にあったこの駅は廃止となった。

ホームは結構長い。

SLが展示されている。

アオダイショウもお迎えに来た。

駅舎内は休憩室になっている。

 

そして来た道を戻り、滝川市に入る。

江部乙神社。

この愛くるしい狛犬が有名らしい。

 

道の駅「たきかわ」。

広大な駐車場だ。

向こう側にももっと広い駐車場がある。

 

今日は暑いのであまり外を歩きたくない。

滝川市美術自然史館。(630円)

地球の誕生から生命の誕生、人類に至るまでの説明展示がしてあった。

特に壁に描かれた恐竜などの姿は圧巻だった。

人類の誕生。

2階には滝川市出身の岩橋英遠の絵が展示してあった。

数点ではあったがなかなか面白い絵画だった。(撮影禁止)

だがこの程度で630円は高すぎる。

 

そして昼前になったので、すぐ近くにある松尾ジンギスカン本店に寄った。

ここのジンギスカンの食べ方は少し変わっている。

鉄板の周りの溝が広い。

特ラム、ラム2種類ランチをオーダー。(1680円)

御飯と味噌汁と新香がついてくる。

野菜を溝に置き、タレを注ぐ、肉はタレを仕込んであるのでそのまま焼く。

肉は焼き、野菜は煮る、ようだ。

だが肉を食べるのが遅いと溝はこのように焦げる。

独特の味でとてもおいしかった。リピありだ。

 

そして新十津川町開拓記念館へ。(200円)

新十津川の歴史を丁寧に展示していた。

アイヌの時代の生活の復元。

昭和の小学校。

 

そして駐車場から出ようと思ったら、なんと出雲大社の分院があるではないか。

お参りした。

出雲大社の分院は赴任していたマレーシアにもあった。

 

そして赤平市に行く。

ズリ山へ。

ズリとは炭坑やトンネルから出た岩片や砂利などのことで、積み上げた山をズリ山という。

ここのズリ山は日本一の階段がある。

挑戦しよう!

と思ったが、ライフがなかったのでまたにしておいたるわ。

この山の北側はドライブマイカーのロケになったところだ。

映画の最後でドライバーのお母さんが亡くなった場所を二人が訪ねる。

行こうと思ったが、藪になっていて車では行けなかった。(違う場所だったかもしれない)

 

そして赤平市炭坑遺産ガイダンス施設へ。

着いたのが1時半で、丁度昼のガイダンスが始まるところだった。(800円)

赤平の炭鉱は北海道の名付け親の松浦武四郎が発見し、その後住友赤平炭鉱が全長615mの立坑を建設し、年産200トンの生産を目指した。

一時は5000人が働いていたが、安価な外国産の石炭が輸入されるようになり、1994年に閉山した。

その施設で実際に働いていたガイドが案内する。

初めに注意点などレクチャーがある。

そして実際の現場に入って行く。

凄い施設だ。

奥に見える4つのエレベーターで人が降りていき、石炭が積み上げられる。

これは人が立って乗るかご、18人が乗った。

今回は8人が参加したが、18人はかなりぎゅうぎゅうだろう。

これが石炭を積んで登ってくる台車。

それを巻き上げる滑車、直径5m以上ある。

巻き上げの仕組みを黒板でで説明する。

コントロールする指令台に乗ったが、カレンダーが閉山の1994年になっていた。

その後、場所を移動して使われていた機械が置いてある倉庫へ。

ロードヘッダー、先端で掘削し、

この爪でかき集め、

ベルトコンベアーで運び、台車に移す。

ドラムカッター。

90分のツアーであったが、大変勉強になった。

今までいろいろな炭坑跡へ行ったが、ここまでの施設は初めてだった。

まだ、地下にある埋蔵量は6%にすぎないらしい。

だが、もう石炭を掘るということはないだろう。

 

そして歌志内市に入り、温泉に入る。

道の駅の隣(上側)にあるチロルの湯。(500円)

僕は早い時間に風呂に入るのが好きなんだけど、今の時期は入った後汗まみれになるともったいない。

そして、近くのスーパーマーケットで食材を買い、道の駅「うたしないチロルの湯」へ。

車は少ない。

トラックはガンガンアイドリングしている。

6時過ぎて車が少なくなったので、トイレの近くに移動した。

トラックもいなくなったようだ。

明日はもっと南下する予定だ。

今日の走行路

今日の走行距離85km。

 

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