昨夜は野球がないので8時には就寝した。
朝は2時にトイレに行き、4時半に起きた。
メニエルさんはすっかりお帰りになったみたいだ。
外は霧が出て靄っている。
車中泊の車は意外に少なくて10台位だ。
ホテルの駐車場にも何台か泊まっていた。
僕は最終的にはトイレに近い場所に移動した。
朝、出かけようと思ったら福岡のKさんが話しかけてきて、同じキャンピングカー広島でキャンピングカーを買われたそうだ。
仕事柄よく広島にも来られているとのこと。
僕が現役の時の会社と仕事柄、関連が深かった。
ガソリンがあと10ℓしかなく、留萌にはオカモトセルフがあるので安く注げるのだが、持ちそうにないので近くのスタンドで169円で5ℓほど注いだ。
後程、留萌のオカモトセルフでライン登録をして注いだ時は157円だ。
この差は大きい。
そしてオロロンラインを南下し、道の駅「風Wとままえ」へ。
駐車場が2か所あって建物の目の前に10台程度、
少し離れた所には広い駐車場がある。
9時前だったので、店は開店していなかった。
そしてガソリンを注いだので、三毛別クマ事件の復元地へ行くことにした。
オロロンラインを左折し、内陸の方に車を走らせる。
道道1049線を20分程走ったところで、行き止まりになる。
大正4年の12月に体長2.7m、体重340kgの大熊がこの地に現れ、開墾をしていた15戸の家族のうち妊婦を含む7名が殺され、3名が重傷という大惨事が起きた。
結局この大熊は駆除されたが、この大惨劇を忘れまいと復元されたものである。
車から降りて雨が降ってきたが、僕だけだったので車から音楽を鳴らし、鈴を鳴らしながら見学した。
こんな大熊が出てきたら腰を抜かすだろう。
実際の爪の後も残っている。
今の時期だからこそ、この復元を見てよかったと思う。
決して侮ることなかれ。
そして再びオロロンラインに戻り南下し、道の駅「おびら鰊番屋」へ。
ここはツアーの休憩で立ち寄ったことを覚えている。
駅の中は大漁旗で飾られていた。
駐車場の台数はそんなに多くない。
隣にある、重要文化財になっている旧花田家番屋に入ってみた。(400円)
明治から大正にかけての鰊漁は全盛期を迎え、その中でもこの花田家は屈指の鰊漁家であり、本州からの出稼ぎを含め200名を収容して漁に出かけていた。
この裏の寝床は親方から目が離れているので人気であったという。
台所と居間。
炊事場。
親方の部屋は豪華で金庫も置かれていた。
仏間。
親方の居間、電話と時計が置かれている。
当時としては大金持ちだ。
トイレの便器も洒落たデザインだった。
朝ドラの「マッサン」で風間杜夫が演じていたのを思い出した。
そしてさらに南下し、道の駅「るもい」へ。
駐車場は広い。
こちらは土産物屋と子供の遊び場とカフェが入っている。
レストランはなく、出店があるだけだ。
ここでランチにしようと思っていたが、良い店がないのでネットで調べてカレー屋さんに来た。
カレー大将、昼時だからか店の中は満杯だった。
カツカレーをオーダー!1000円。 またカツかい!
辛さは、甘口、中辛、辛口、激辛から選べる。僕は中辛にした。
ボリュームがあったが、無茶苦茶おいしかった。
よっしゃ、満足!
そして港方面を散策する。
波灯の女。
黄金岬。
今日は風が強い!
この岬の上にある留萌市海のふるさと館へ寄ってみた。
ちょっとした博物館になっている。
特別展示、作曲家佐藤勝の世界。
「君の~行く道は~」の「若者たち」や数多くの映画音楽を作曲した。
人類の歴史から留萌の歴史まで盛り沢山だった。(無料)
そしてそこから増毛町に行こうと思ったが、急遽内地に走ることにした。
オカモトセルフでガソリンを注ぎ、マックスバリューで総菜を買い、サラドラで氷を買い、内地に向かって走った。
そして、旧明日萌駅へ。
朝ドラの「すずらん」のロケ地だ。
すっかり寂れているが風情がある。
構内は工事中だったが線路はまだ敷設されていた。
窓越しに駅の中を撮る。
中村旅館もそのまま残っていた。
中村旅館の前の畑にユリが綺麗に咲いていたので撮らせていただいた。
そして今日のお泊りの場所、幌新憩いの森公園キャンプサイトへ。
フリーサイトへ泊まる。料金は500円+ゴミ代200円。
フリーサイトは僕一人のようだ。
トイレまで橋を渡って行かないといけないが、ぎりぎり何とかなる距離だ。
3時半に着いたのだけど、ブログなど書いていたらカープが始まってしまった。
さあ、書き終わったので飲みながらゆったり応援しよう!
今日の走行路
今日の走行距離135km。
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