けいじいの徒然雑記

64歳で会社を退職し、晴れて自由人。やり残した人生を気ままに生き、しょうもないことを語る。

蝦夷の旅42日目 オロロンラインの南下を楽しむ

今朝も起きると満車状態だった。

良く寝れたのだが、隣の新潟ナンバーの方が夫婦ともどもヘビースモーカーで、扉を開けてプカプカやるものだから、臭くてやれなかった。

文句言うわけにもいかず、窓を閉めて我慢した。

バイクも一杯だ。

この方はスーパーカブで廻っているのだろうか。
大阪ナンバーだった。

朝はゆっくりして10時に出発、昨日行かなかった稚内公園にある開基百年塔へ行く。(400円)

棟の高さは80m、70mの地点に展望室がある。

オホーツク海方面。

日本海方面、天気が良いと利尻島が見えるというが残念。

手前の施設は自衛隊のレーダーだそうだ。

1階、2階は博物館になっている。

1階は伊能忠敬間宮林蔵の測量の展示や、古代遺跡の展示があった。

2階は樺太を統治していた時代の展示があった。

線路がこれほど敷設されていたとは驚きだ。

終戦後にロシアに責められて、真岡町で電話交換手9人が自決した事件は1974年に「氷雪の門」として映画化されたが、当時のソ連の圧力によって上映中止となった。

2001年に新たに公開された。

 

屋外にも文芸の小径や、

北方植物園がある。

そして日本海沿いを南下する。

抜階岬を目指したが、行き止まりだった。

あの灯台まで行きたかったのに残念。

ここを抜けてすぐ、奇怪な巨岩が見えた。

抜海岩陰遺跡だそうだ。土器が発掘されている。

さらに南下し、日本海オロロンラインといわれる道路を気持ちよく走る。

途中、こうほねの家という休憩所に寄る。

散歩ができるように遊歩道がある。

そして再びオロロンラインの運転を楽しむ。

僕は基本的に運転が大好きだ。

でも、少しスピードが上がり、時速80kmで走っていても、ビュンビュン追い抜かれる。

それに北海道は道が悪い。

凸凹が多いのでスピードを出していると、荷物が浮いてしまう。

ゆっくり走ろう北海道

 

少し内陸に入りサロベツ湿原センターへ寄る。

まず、レストランでランチにする。

味噌ラーメン。(950円)

スープは脂が5mm位浮いているが、味はおいしい。

麺は太ちぢれ麺、具はメンマともやし少々、チャーシューなし。

紅ショウガが入っている。

これで950円はコスパが悪すぎる。

 

食後に遊歩道を歩いてみた。

かつて湿原から泥炭を採掘するために使用されていた浚渫船が展示されている。

ノリウツギ

真っ直ぐ行けば40分コース、右に曲がれば30分コース。

真っ直ぐ進んだ。

なんと広い湿原だ、日本で3番目の広さ。

だが、最後にはこんな道になる。

熊がでそう。

蝶々が群がっている。

日が強くなく清々しく散歩できた。

 

そして是非行きたかった「ゆめ地創館」へ。

行く途中、列車に遭遇した。

ゆめ地創館は大変混んでいた。

子供向けのイベントをやっているようで親子連れで一杯だった。

高レベル放射性廃棄物を深地層に処理するための研究機関がこの幌延町にある。

廃棄物の性質やその処理の仕方をわかりやすく解説していた。

放射性物質とガラスを混ぜステンレスで被い、さらに緩衝材に包み埋める。

見たかった実際の地下施設の見学会は月2回で予約制だという。

また、機会があれば見学に来よう。

まだまだ、実証に移すのは当分先のことだという。

実際に廃棄となるとその地元の承諾は得られるのだろうか。

福島の原発の処理水でもまだまだもめているというのに。

安いと言われる原発の発電単価にはここまでの廃棄処理費も含んでいるのだろうか?

 

そして、日本海側に向かう。

途中、幌延ビジターセンターに立ち寄る。

ここにも散策路があるけどスルーした。

再びオロロンラインに出て少し北側に引き返すと北緯45度の通過点に出る。

オホーツク側の碑は先日行った。

浜里パーキングシェルターが見える。

風力発電所も見える。

そして、道の駅「てしお」にやってきた。

今日はここにお泊りする。

久々の道の駅でのお泊りだ。

 

今日の走行路

今日の走行距離113km

 

 

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